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[広角解像度・周辺ボケ比較]
このテストは最広角時の解像感を見るものである。ワイコン使用は当然広角使用時の画角を広げるためであり、一方で画質がスポイルされてしまっては困る。
ここでは最広角時の全体的な解像感の評価と、画面の四隅に出る解像度の低下（周辺ボケ）に注目しながら評価していきたい。
周辺ボケ比較一覧
- VX2000 ワイド端標準
- SONY VCL-HG0758
- Canon WD-58
- フォノン WVX-065
- レイノックス HD-6600PRO 58
- レイノックス XL-5000PRO
一番上に記載した周辺ボケ比較一覧はそれぞれの画の左下をトリミングし２倍の拡大を行ったものである。掲載用にJPEG圧縮をかけるにあたっては最高画質で圧縮したが、やはり見辛いものになっている。相対評価としてVX2000 ワイド端標準を基本にして見比べてほしい。
実際の評価はSONY KV-28DR7 NTSCワイドテレビのノーマル画角モードを使用して行っているので、多少掲載の画とは違いがあるかもしれない。
比較で一番解像感の高かったのは レイノックス HD-6600PRO 58 である。掲載の画と見比べても分かるように SONY VCL-HG0758 と大変いい勝負をしており、実際の判定にも一番時間を要したが、全体的に画面がシャキッとしており解像感が高く感じられることから５つ星を付けた。
次に SONY VCL-HG0758 である。特に非は無く レイノックス HD-6600PRO 58 に比べるとやや鮮烈感が損なわれるか……という程度である。
三位は Canon WD-58 で、全体的に画面がやや甘くなり、周辺へ向かって均等にボケていくという感じで殊に優れているわけでもなく、また劣っているわけでもない…という印象である。
四位の フォノン WVX-065 は全体的に甘さがあり、そのため奥行きなどの空間表現も失われている感じだ。
最後に レイノックス XL-5000PRO だが画面全体にピントがあっていない雰囲気である。周辺は完全にぼけており、広さは圧倒的なものの画質の点ではつらいものがある。
■最広角解像度ランク
| SONY VCL-HG0758： | ★★★★☆（４） |
| Canon WD-58： | ★★★☆☆（３） |
| フォノン WVX-065： | ★★☆☆☆（２） |
| レイノックス HD-6600PRO 58： | ★★★★★（５） |
| レイノックス XL-5000PRO： | ★☆☆☆☆（１） |
■周辺ボケランク
| SONY VCL-HG0758： | ★★★★★（５） |
| Canon WD-58： | ★★★★★（５） |
| フォノン WVX-065： | ★★☆☆☆（２） |
| レイノックス HD-6600PRO 58： | ★★★★★（５） |
| レイノックス XL-5000PRO： | ★☆☆☆☆（１） |
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