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−>>2011/10/08/(Sat) 果しなき流れの果に...

 〜創想雑誌〜 −>>2011/08/18/(Thu) 円高活用。
 http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20110818A#20110818A
 で記した、中古HVL-LBPB の D-tapアダプタ欠品問題。

 海外の映像機器通販サイト B&H で、SONY の LEDビデオライトの“HVL-LBPB”の中古品を購入したところ、付属品であるはずの「カムコーダのD-tap(12V)から電源を供給するアダプタ」が同梱されて居らず、誤って旧製品の HVL-LBPA に付属する「バッテリを灯体本体から分離して運用できるバッテリーアダプターコード」が同梱されていたというトラブルだ。

 ただでさえ、多少の不安がつきまとう海外通販に於いて、痛恨の付属品トラブルを体験してしまった。

 もちろん、泣き寝入りをする理由は無いため、早速 B&H さんにトラブルの状況を伝えて、対応を要求した。
 B&Hへの最初の連絡は“Contact Us”から“Customer Service”と進み、中古部門の“BH Used Dept. ”宛にメールフォームから行った。


<B&HのTOPページ。9月末〜10月半ばまでは休業日が多い。>


 拙い英語では十分に伝わらないと思い、届いた商品の写真をアップロードしたURLを明記して送信。

 > There is a problem in the used goods that I had bought in your shop.
 > I bought SONY HVL-LBPB(Used).
 > However, the accessory was different from an original thing.
 (中略)
 > I wish you to manage the best means for solving this problem.

 「付属のアクセサリが間違っており、貴店の最善の対応を望む」という旨を写真と共に解説しながら、丁寧に記した……つもりのヘンテコな英文になっているだろう文面を送信した。

 B&Hさんからの返事はその日のうちに返ってきた。
 ……返ってきたのだが……………。
 曰く、
 > You would like to purchase a 12V DC Light Connector Adaptor?

 …………。
 ………。
 …。
 なんでやねん!

 しかも、本当に上の1行しか返ってこなかったのだ。挨拶も無い。
 いやいや、いくら私の英語がダメでも、こういう解釈になるのかよ? と。
 
 冗談では無い!と即座に返信する。

 (前略)
  > Why should I buy "12V DC Light Connector Adaptor"?
 (中略)
 > I say again.
 > Originally, 12V DC Light Connector Adaptor is attached to HVL-LBPB.
 > However, it was not attached to HVL-LBPB that B&H had sent.
 > This is "your mistakes".
 > Therefore, you should procure 12V DC Light Connector Adaptor, and send it to me free of charge.

 とりあえず、明確にそっちのミスだから無償で何とかせよと返す。
 ってか、1行って無いわ。

 そして、次の返信も、読んで思わず声を荒らげてしまった。
 曰く、
 (前略)
 > Please bear in mind that images on our website are directly from the manufacturer and do not always represent exactly what the product will look like and what accessories are included, They are for illustrative purposes only.

 えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?
 そんな話してないでしょ!
 上記を簡単に纏めれば『写真は実物と異なる場合があります』ということだ。
 いやいやいやいや、そういう問題じゃ無いんだな。そもそもの機能が違うんだってばよ。
 それに、この中古のHVL-LBPB販売ページに載せていた写真は、現物の写真じゃ無くてメーカ公式製品写真だったよ。だから弁明にもなってないよ。

 既に前回のメールでも少々キレ気味の私だったが、今回はプッツンだ。
 > You seem not to understand my complaint.
 (中略)
 > You must confirm the function of HVL-LBPB on the WEB site of SONY.
 > You should understand the meaning of what I say if it does so.

 大量の商品を扱う販売店の人間が、一個一個の商品の特徴や付属品を覚えていないのは仕方ないだろう。
 だからもう「SONYの製品紹介のページを見てくれ。俺の言っている意味が分かるから」と相手がこの状況を理解してくれる最後の解法に望みを託す。

 そして、いつも B&Hさんの返信は素早い。
 しかも、漸く報われる。
 曰く、
 > You are correct per Sony's website the 12V DC light is a supplied accessory.

 ゜・。+(´∀`)+。・゜
 やっと通じたのだ。
 > We will have to submit an investigation to our accessories department(後略)
 この問題の調査を行ってくれると約束して貰えた。

 で、文末に、
 > BH appreciates your patience and understanding throughout.

 まさに“忍耐”の日々であった。
 
 早速、歓迎とお礼のメールを送る。
 再び、先方からメールが返ってきて「調査結果が出次第、すぐに返事をする」と心強い一文が記されていた。
 尤も……事実関係の“調査”じゃなくて「D-tapアダプターを“補償”してくれる」だけで良いんだけどね……。

 そして、1週間後………何の連絡も無い。
 当時、そろそろ海外取材の時期だったので、もう少し様子を見て、帰国後に催促しようかと考える。
 海外滞在中も帰国してからも、やはり連絡は無く、「では、言い訳のしようも無い様に一ヶ月以上放置しよう」と思って、放置した。
 そして、9月25日。
 重くなっていた私の腰を上げる。

 > One month or more has passed since you promised me investigation.
 > Did your investigation have any progress?
 
 > One month or more, I have already waited for the connection from you.
 > Soon, please show me the solution to this problem.
 
 大事なことなので2度言いました。

 プレッシャーを掛けると、直ちに B&Hさんから返答が。
 
 > Do you know if Sony sells this light as a separate accessory? Please get back to us at your convenience.

 いやぁ〜、最初っからこういうアンサーが返って来てたら、この問題は凄く楽に解決できたんだけど…。

 勿論、知っていますとも!
 D-tapアダプターは、我らが SYSTEM5さんで“LIGHT端子アダプター(パーツ)”として、14,700円で取り寄せ可能です。
 http://www.system5.jp/products/detail1347.html
 米ドル換算で $192.00と試算。
 よって
 > (前略)just to discount US$ 192 from my amount of money for shopping
 と提案。

 私は度々 B&H で買い物をする故、次回の買い物時に 192ドルを値引いてくれれば良いわけだ。

 が、B&Hさんは簡単には首を縦に振らなかった。
 したたかに曰く、
 > we have concluded that because this item was used, we cannot refund you the full $192 you would pay for a new one.

 なるほど………。
 確かに、私が国内で購入することになるのは、新品の D-tapだ。
 一方、手元にあるのは中古の HVL-LBPB。
 元々、中古商品に対する補償なのだから、そのアクセサリの補償も中古商品価格までしか出来ないという結論だ。

 なるほどね!!!☆

 いやいや、勿論、そうではない。
 本来入ってなければならないアクセサリが欠品してたんだから、それを補完するのは販売店の仕事だろう!? という話ですよ。

 だが、私としては先方の返答に満足した。
 確かに D-tapアダプタを手にするのが最初の目的であり、最終目標だったのだが、途中から「B&Hさんはどういう解決法に落とし込むのか?」という方へ私の関心が移ってしまったので、正直金額面での帰着点にはあまり興味が無くなってしまっていた。

 仮に食い下がるにしても、これに対して私が送る文章は、
 > This is "your mistakes".
 > Therefore, you should procure 12V DC Light Connector Adaptor, and send it to me free of charge.
 となり、私の2通目のメールと同じになってしまう。
 もはや、面白くも何ともない。

 であれば、幕引きへの筋道を考えた方が、楽しそうだ。
 B&Hさんは、
 > we would be willing to refund you the amount of $100.
 と言っている。
 過去の販売実績で 中古 D-tapアダプタを $100で売ったそうなので、払い戻しは $100が上限だという主張だ。

 こちらが求める半分の金額だが、まぁ D-tapアダプタを手に入れる方法は色々あるから、拘泥しない。

 問題は、返金方法。
 >I refuse the receipt of a check.
 >(Many commissions are required in order to realize an American check in Japan. )
 と、先手を打っておく。
 高々 $100 を日本国内で小切手から換金したら、5千円程度にしか現金化できないからだ。

 が、その辺は何の問題も無く、クレジットカード口座への直接返金を行ってくれるという。
 2、3日後には、返金明細がPDFで送られてきており、既に返金手続きに入っているようだ。

 今回切り捨てられた $92というのは勉強代みたいな物だ。
 中古実物の写真が載っているわけでも無いのに、安さに惹かれて購入してしまったのは私なのだし、当時の販売ページの記載内容を後日確認できる形で保存していなかったのは、私の武装不備に繋がった。
 海外通販だからと言うわけでは無く、国内通販でも中古品の導入はリスクの内在も覚悟しての判断なのだから、その点で私は初歩的なミスをしたのだ。

 金銭的な部分で言えば、D-tapアダプタ購入の自己負担分を入れると、安く買ったはずのこの HVL-LBPB は国内新品価格と同等になる。
 新品−中古という決定的な差はあるが、損はしていない計算。
 それに、誤って入っていた「バッテリーアダプターコード」は活用次第で、いろいろと化けそうであるし、決してマイナスになる事は無い。
 当初の目論見からは外れたが、帰着点としては安全圏に到着できたと思う。


 この中古問題が起こった後も私は B&Hさんで買い物を続けている。
 新品購入ばかりだが、当然ながらこちらでは問題は起きていない。
 注文してから4日後には手元に届くのだから、ニッ○ンのカタログ通販などよりもよほど早く商品が手に入る。
 商品は間違いない物だし、梱包も完璧だ。
 何よりもこの円高で受ける個人輸入の恩恵は大きい。(巨視的にはこの円高がマズイ事は分かっている。ミクロ的にも、私の海外資産は激しく目減りしている)

 中古問題に関しては、こちらのクレームをしっかりと理解して貰うことができれば、確実なリアクションが返ってくることが今回分かった。
 勿論、こんなトラブルは2度と御免だが、B&H はしっかりとした販売店であると信用できる。

 円高という条件のみ成らず、海外販売サイトであるからこそ目にすることが出来る、日本未販売製品も多く見られるのも、海外通販の楽しみだ。

 メリットとリスクの双方を納得して受け入れられる方は、是非とも海外通販の“楽しみ”を享受してみては如何だろうか?

 
 最後に、私の意味不明な英語に付き合って下さった B&Hの担当者さんに、感謝申し上げます。
 I appreciate your patience and understanding throughout.( ̄ー ̄)ニヤリッ


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コメント

通りすがりのC(2011/10/28 15:27)
B&Hは在庫パーツを処分するため、意図的に古い部品をセットして送っているのではないでしょうか?
私も先月Sachtlerのsysytem cine DSLRをB&Hで購入しましたがセットの三脚が本来3段のはずが2段のもの(DV4などに付いている)になっていました。もちろんメールで交換要求をして、RMAで送り返しましたがまだ届きません(^_^;)
日本人は泣き寝入りする人が多いのか、舐められているように思います。やはり向こうの人はしたたかですね。

宏哉(2011/10/28 20:21)
それが本当ならば、“したたか”を通り越して“詐欺”ですね。どういう経緯で、今回のようなことが起こったのか知りたかったです。investigationすると言っておきながら、その結果報告はありませんでしたから…。
今後は、B&Hでの中古品の購入は控えるようにします。
いずれにせよ商品に問題があれば、しっかりとクレームを入れて対応させていきたいですね。

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−>>2011/10/12/(Wed) 新・上海。

 2年8ヶ月ぶりに、上海へ来ております。


 前回の取材で上海へ来たときは、上海万博の直前で、街がダイナミックに変態を遂げようとしている時でした。
 今回は、万博後の上海。
 街は大きく成長してなお、まだまだその拡大のエネルギーを内包しており、活気と繁栄が溢れる都市力を感じます。
 
 今日の午前中に関西国際空港を飛び立ち、昼過ぎには上海へ。
 午後からは早速、街取材開始しました。
 明日からは天気も崩れ気味になると言うことで、The上海と言ったような大ロング系の画や街並みを大急ぎでレンズに収めて回りました。

 まだ到着して半日。
 急激な成長と変貌を続ける大都市上海の姿を、当然ですがまだ全然見られていません。

 明日からのロケでじっくりと、この都市を味わっていきたいと思います。




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−>>2011/10/13/(Thu) 6人。

 上海2日目は、朝イチに出演者の現地女性と合流。
 出会い・自己紹介のシーンから順調に撮影が始まりました。

 今日のロケは、グルメ三昧。
 字の如く、三件をハシゴして上海のグルメを紹介します。
 中心街にある高級なレストランから、下町の通りに店を構えた庶民の味まで、しっかりとお伝えできればと思います。


 昼食は、ロケ順2番目となったレストランで取りました。
 中華テーブルを、6人が囲んでこれからのロケスケジュールを確認しつつ和やかに話題が弾んでいきます。
 
 中国語と日本語を喋れる、中国人。
 日本語と中国語が喋れる、日本人。
 中国語と英語が喋れる、中国人。
 日本語と英語が喋れる、日本人。
 日本語と大阪弁が喋れる、日本人。
 日本語とヲタク語が喋れる、日本人。

 後者2人は会話上支障有りですが、そんな6人の組み合わせは今日のロケだけでも楽しい取材クルーになっていることを早くも実感しました。
 
 出演者の現地女性というのは、「中国語と英語が喋れる、中国人」になるのですが、彼女は早速日本語を今日一日でいくつか覚えてしまっており、出会った直後以上に会話が盛り上がるのは勿論、彼女の飲み込みの速さに我々日本人スタッフも驚きでした。
 モデル業も少しやっているということで、撮影・ロケの"勘"の良さはバツグン。
 身振り手振りや私の拙い英語でも、十分にアクションを出してくれます。

 この後のロケも順調に進むであろうと期待できます。

 
 夜は、中国人メンバーとは解散して、日本人グループだけで夕食。
 上海では雨が降っているため、あまり遠出はせず、ホテルから徒歩5分の大衆食堂で食事を摂ることにしました。
 今回宿泊しているホテルは、ビジネス街の一角にあるのですが、こちらは前回の上海ロケで宿泊したホテル。
 今日、夕飯で行った食堂も前回のロケで食事をしたことがある場所にしました。


 とりあえず私は、美味しそうに見えた「フライは、団子」にしました。
 ………「鍋貼」……つまりは餃子の一つなのですが、ここの食堂のメニューは中国語と英語、そして日本語が併記されていて大変に助かるものの、日本語料理名の8割は謎翻訳になっていて大変おもしろいです。
 この他にも、「豚肉は大きな亜麻仁食事をフロス」とか「揚げた夫」とかあって、メニューを眺めているだけでお腹いっぱいになれました。

 因みに、出て来た料理は大変に美味しくて、しかし安くて量も多く、満足な夕飯になりました。


 明日も、上海の名物を沢山取材してきます!


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−>>2011/10/14/(Fri) デジロケ照明。

 今回のロケも、いつもの SONY HVR-Z5J による HDVロケ。
 Z5Jは制作会社の機材で、他にも三脚を出してもらっている(※これも偏に予算の都合だ)
 技術から出す機材は、それ以外でロケに必要な機材群で、音声機材や照明はこちらで用意している。

 さて、毎度毎度この手のデジロケ(HDVのような小さいカメラでやるロケのこと)の機材準備で悩むのが「照明」だ。
 当然、照明の有無で画の品質は大きく左右されるのだから、用意しないわけにはいかない……。
 とは言え、ロケクルーの人数は少数でアシスタントが居るわけでもないので、仮に照明を大がかりにしても、それを取り扱える人間が居ない。
 私独りが、あれこれやるのには限界がある。

 また、荷物の量……就中、重量はいつもジレンマを抱える。
 重量を気にするのは勿論、飛行機だ。機材そのものの重量もそうだが、特にバッテリーの重みはそれこそ荷物全体に占めるウェイトが大きい。
 HDV用のLバッテリーはリチウムイオンと言うこともあって手荷物扱いで全て機内持ち込みにしているが、照明用のニッケル水素電池は預け入れている。
 そして、照明機材が増えれば必然バッテリーも増えてしまう。

 多くの照明を用意しても、取り扱いきれる人間が居ないし、貨物重量も増えてしまう……しかし、クオリティを保つためには一定以上は必要である。
 そこで、私が1年ほど前から投入しているのが、SONY のLEDビデオライトの HVL-LBPA である。

 メリットは幾つかある。
 一つはカメラに取り付けて、直接照射できること。稀にスタッフのそれぞれが同時並行でロケの調整や段取りを行っているために、カメラマン1人でインサート撮影をしようにも照明を持つ人間が居らず、右手で三脚のパン棒、左手で照明を掲げて……などということをしたこともある。当然、ろくなワークは出来ない。
 しかし、直接カメラに取り付けられることで人手を頼ることなく、照明作りは制限されるが、簡単な商品のインサート撮影などには重宝している。
 二つ目のメリットは、Z5Jと同じバッテリーが使えると言うことだ。
 これは、バッテリーを1種類に統合できると言うことだが、それは則ちバッテリーチャージャも1種類に留められるということだ。先のニッケル水素バッテリーの場合はバッテリー自体の重量もあるが、その充電器の重量が相当あり、また荷物のスペースも取るので非常に難儀していたのだ。
 Z5J のバッテリーチャージャは、制作出しのカメラセットに入っているのだが、充電口が1つかない SONY AC-VQ850。これでは非常に不便なため、自分が持っている2連充電器の SONY AC-VQ1050 を毎回持ってきており、合計3口で充電している。

 HDVロケではメリットの多い HVL-LBPA だが、流石に一灯では料理撮影などを行うには不十分である。
 そこで、前回の海外取材(フランス・スウェーデン)に合わせて、HVL-LBPBを購入している。
 この HVL-LBPB(中古)に起こった顛末は、先日の創想雑誌に記したとおりである。
 今回も勿論 この2台;HVL-LBPA と HVL-LBPBは持ってきており、うち一台には如意棒(伸縮式の小さな一脚のような棒)を取り付けてハンディーライトのように取り扱えるようにしている。
 その如意棒付きのライトを、ディレクターやコーディネータさんに持っていただいてキーライトにして、もう一台は直接カメラに取り付けるなどして、少し面に乗せる程度に照明を当てている。


 今回は、保険としてもう一灯、ニッケル水素バッテリー駆動の蛍光灯照明を持ってきているのだが、今回の HVL-LBPA/B の使用感では、このロケスタイルならば次回からはこの蛍光灯は持ってくる必要はない感じだ。

 今日のロケで、照明をしっかりと使わねばならない料理撮影はほぼ終了した。
 まだまだ商品紹介撮影などは残っているので、引き続きこの2灯を駆使したロケを続けていく。


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−>>2011/10/15/(Sat) 外灘エリアにて。

 今朝は、ホテルの真向かいにある人民公園で「上海の朝」の様子を撮影。
 中国の朝と言えば、ラジオ体操ではなく「太極拳」だ。
 
 前回の上海ロケの時も撮影したのだが“外国人の偏った中国人像”ではなく、朝の時間帯は本当に至るところで太極拳が見られる。
 年齢層はご年配の方が多いので、今の若い世代はあまり遣らないようになっているのかも知れないが、日本人がラジオ体操をするが如く、多くの市民が朝の太極拳を日課にしているようだ。



 今日の日中は、上海市内を車であちらこちらへと移動。
 昨日は、タップリと「グルメ」ロケを行ったので、今日は上海の「カルチャー」面を取材しに行った。
 今日は、幾つかの雑貨屋やお洒落なカフェを撮影。
 アポイントを入れている取材先の前に時間の余裕があれば、街並や雑感を追加して、上海の今の様子を厚く積んでいく。

 中国最大の経済都市である上海は人口2200万人余を抱えており、何処に行っても車が多く、街も市民や観光客で溢れかえっている。
 人と車の往来が激しく、車の間を縫うようにして人が横断歩道を渡っている。
 中国では横断歩道を人が渡っていても、左折右折の車はそのまま突っ込んできて歩行者が車を避けるか、通るのを待つかしないといけない。
 日本人の感覚で、横断歩道を横切っていると確実に車に轢かれる。


 タクシーを捕まえるには、タクシーが来る方向に向かって人が走っていって、他の客よりも先にタクシーを捕まえないといつまで経ってもタクシーに乗れない。誰も並んでタクシーを待つとかしないのだ。
 今日も夕飯を食べに出るためにタクシーを捕まえようとしたが、10分ほど格闘した。
 「空車」を掲げているタクシーに手を挙げても、何故かタクシーは止まってくれない……という謎現象が上海ではある。
 信号待ちしている「空車」タクシーに「乗せてくれ」と言っても、行き先も聞かずに断られるのだ……。どうやらあまり稼ぐ気が無いようだ。
 今日も拒絶「空車」タクシー数台に追い払われ、またタクシー待ちしている他の客と100メートルぐらい駆けっこをして、漸くタクシーを捕まえたような次第であった。

 現在、上海は23時前。
 不夜城の名に相応しく、今も外ではけたたましい程の車のクラクションが大合唱を繰り広げている。



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やっこ(2011/10/20 03:07)
2枚目の写真はバンドでしょうか?20年代の建物は風情があります。三枚目のライトアップされたバンドは実に綺麗です。

宏哉(2011/10/21 00:08)
仰るとおり、バンド周辺の写真です。上海はなかなか青空を見せてくれない街で、前回ロケと同様に夜景収録時もガスが掛かっていて、十分に遠くまで見えていないのが残念です。
それでも、アジア最大級の摩天楼の夜景は幻想的ですね。

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−>>2011/10/16/(Sun) 水郷古鎮。

 上海ロケ、最終日。

 今日は上海市街を離れて、車で1時間あまり走って水郷の町へ足を伸ばした。
 前回の上海ロケでも水郷を訪れているが、今回はまた別の場所である。
 
 非常に観光客に人気のある水郷で、古くて狭い路地に、国内外からの観光客がギュウギュウになって町を見物していた。
 我々はまずは舟に乗って、街に張り巡らされた運河を遊覧する。
 町には36もの石橋が架かっており、この水郷独特の風情を出している。
 中心街の路地にはお土産やさんが軒を連ねて居るために、興ざめするところもあるかも知れないが、少し集落の外れに向かって歩けば、中国の田舎といった静かな光景に出会えるだろう。


 今日一日は、そんな具合で上海市街から離れての取材となった。


 夜は、皆で一緒に「お疲れ様」のディナー。
 その後、キャストさんの希望で“カラオケ”へ出掛けた。
 まずは、キャストさんが王菲の Eyes On Me を熱唱。
 その後は、日本人スタッフは主に中国でも人気のある日本の古い曲をチョイス。チャゲアスや浜田省吾、小田和正など名曲の数々を歌い上げた。
 キャストさんと通訳さんは、中国語の曲を披露。この2人が超絶的に唄が上手くて、聞き惚れてしまった。
 ちなみに私はひたすらアニソン三昧。
 新曲欄に“Hacking to the Gate”があったりして、なかなか中国のカラオケも侮れない。初音ミクまでもが進出しているのには、ニヤリとしてしまう。

 
 24時までの3時間、カラオケをタップリと楽しんで、上海ロケは無事に終了した。

 上海はこの2年ほどの間に大きく変わっていた。
 特に都市部に限って言えば、人々の文化レベルというか民度が確実に上昇していると感じた。
 イ●ドの様に嫌な思いをすることもなく、多くの人々の協力と親切を得て、非常に楽しい上海ロケになった。
 再び訪れたい世界の街の一つになりそうだ。
 
 さて、明日は移動日である、2ヶ国目へ移動する。



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−>>2011/10/17/(Mon) 泥の川の合流地。

 ロケ、二カ国目。
 今回は、マレーシアの首都;クアラルンプールです。


 私にとっては、マレーシアは初めて訪問する国。
 東南アジアを代表する大都市ですし、そもそも何よりも“東南アジア"と言うだけで、街にはローカルな魅力が溢れている筈です。

 今日は、朝早めに上海のホテルを出発して、空路にて5時間ほど移動し、KLIA(クアラルンプール国際空港)に到着。
 カルネ処理も素早く行ってもらえて、順調な入国が出来ました。
 空港からクアラルンプール市街地までは車で大体1時間程度。
 ホテルに到着したのが17時頃で、一旦ホテルのラウンジで打ち合わせをします。
 今回は、我々スタッフが宿泊するホテルも取材させて頂くため、ホテルの担当の方との顔合わせと今後の取材方針について相談させて頂きました。

 ホテルは、クアラルンプール屈指の5つ星。
 ビジネスマンや観光客に人気の高い高級ホテルです。
 番組内で紹介するため、ホテル名は伏せておきますが、私が宿泊する19階のゲストルームも大変広く快適な数日を過ごせそうです。


 マレーシアは日本人旅行客も多いため、空港の表示などもマレー語、英語に次いで日本語が表記されていますし、我々が宿泊するホテルも日本人スタッフや日本語対応できるホテルマンも多く、安心して滞在出来そうです。
 部屋からは、クアラルンプールのシンボルの一つである“ペトロナス・ツイン・タワー”のタワー1を臨む事ができます。


 ホテルで軽く荷解きをしたら、早速夜の街へ取材です。
 夕飯を兼ねて、屋台街のジャラン・アローへ。
 屋台独特の雰囲気は、アジアならではのものだと感じます。
 訪れる観光客も多く、インタビューをして見るとカナダやオーストラリア、中にはコスタリカなど、本当に様々な国の人がこの屋台街のムードを楽しんでいるようでした。


 さて、明日からはいよいよクアラルンプール・ロケが本腰で始まります。
 街の魅力をタップリとお届けできるよう取材して来ます!!


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−>>2011/10/18/(Tue) KL。

 地元クアラルンプールの出演者さんと合流してのロケが始まった。
 今日は、ショッピングを中心にクアラルンプールのグルメなどを紹介していった。

 クアラルンプールは、国内では通称“KL”と呼ばれているそうで、私もそれに倣って、以降は主にKLと表記する事にする。


 KL市内でよく見かける人種は、主にマレー人・華人・インド人である。
 服装や顔立から大体の見分けがつくだろう。
 今回の現地人スタッフは皆、中国系で、彼らの中での会話は広東語。我々とは英語でのコミュニケーションとなる。
 また、マレー語も勿論話す事が出来るので、ロケ中の使用言語は日本語を合わせて4言語が入り乱れている。
 今日も、日本語→英語→マレー語、という流れを経て、現地の方にお願いをする事が度々あった。

 また、まだ未体験だが、KLのインド人は大人しいらしい。
 外の世界を知っているのと知らないのとでは、大きく性格に影響するようだ。

 KLの人々は皆が優しいと感じる。
 日本人のような、ほんわかした民族には快適な街だろう。
 例えば道路を横断する時も、信号の無い横断歩道を歩行者が渡ろうとしていたら、車から止まってくれる。KL市街地の中心部であってもだ。
 横断歩道でない場所ですら、渡ろうとすれば車が止まってくれるのだ。しかも、片道2車線のような道で。(※安全のため、通常は横断歩道を渡りましょう!)
 これが、中国だったらクラクションの肺活量自慢をしながらブレーキも踏まずに車が突っ込んで来るだろう。
 上海では、交通事故で歩行者を轢殺し損ねたら、事故現場に戻って轢き直せ…なんて冗談にもならない冗談で言われるぐらいに、車最優先社会である。
 KLでは、昼間の街中でも、夜のホテルでも、車のクラクションが一切聞こえてこないと言う事実が、人々のモラルの高さを象徴している。
 因みに、インドでは赤信号で車が止まっていても、その後ろについた車は前の車が動くまでクラクションを鳴らし続ける。

 もちろん、クアラルンプールも異国の地だ。油断してはいけない。
 多民族国家であるし移民が多いため、様々な階層の人間がいる。
 スリや置き引きなどの犯罪はごく日常的にあるものと心得て行動する必要はある。

 さて、明日もバリエーション豊富なロケになりそうだ。
 屋内と屋外の気温差が大きく(…ドバイ程ではないが)、また湿気も高いので、機材の結露には注意している。
 今のとこは機材トラブルはナシ。
 順調なロケを進めたい。


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やっこ(2011/10/20 02:58)
シンガポールにいるような町並みでゴミ一つ落ちていないような綺麗な場所ですね。

宏哉(2011/10/21 00:22)
KLの中心部のロケは最終日に予定しているため、まだ街中の様子をしっかりと見られていないのですが、夕食に出たりホテルへの道中でみていても綺麗な街だと思います。公共交通機関がまだあまり発達しておらず、またガソリン代が安くて乗用車が多いため、ラッシュ時の渋滞には少し泣かされますね。

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−>>2011/10/19/(Wed) キャラバン。

 上海ロケは、現地コーディネータさんや演者さんに恵まれて、非常に快適なロケが行えたが、こちらマレーシアロケではそれに輪をかけて、楽しいロケの雰囲気で進めている。


 現地コーディネータさんは、KL在住の日本人なのだが、マレーシアのとある観光地開発の立役者とも言えるような方で、マレーシア事情には非常に精通しておられる。

 ロケ車のドライバーさんは中国系マレーシア人なのだが、ただのドライバーではない。…と言うか、運転手が本業では無い方で、ロケコーディネーション業界の大先輩である。我々日本人なら誰もが知っているような数々のテレビ番組の現地コーディネートをされており、また彼のもつライセンスが、マレーシア国内での順調なロケに“印籠”の様に効いてくる。

 演者さんは、東南アジア圏でのメディア露出が多い女の子で、とても可愛い。顔立ちだけでなく、性格や振る舞いも可愛らしい愛嬌のあるものを持ち合わせている女性だ。
 今日は、我々の撮影機材を持ってみたくて仕方なかったらしく、気が付けば何故か照明マンになってくれていたり…。


 銀幕経験も数多い方なので、物珍しさからの行動ではないと思うが、スタッフ皆と打ち解けて気持ちの良いロケ環境を作ろうとしてくれているのかもしれない。
 積極的に荷物を持とうとしてくれたり、本当に良い娘である。

 今日の我々のロケには、そんな彼女を追い掛けて、中華系の地元新聞の取材が同行しており、日本のテレビ局が彼女を起用した番組を作っているという記事を書くつもりのようだった。
 番組ディレクターなどが地元紙の取材を受け、その様子を彼女は嬉しそうに私のZ5Jで撮影していた。


 撮影スタッフ皆に愛されるキャラクターだ。

 日本語もこの2日間で急速に覚えており、一度聞いた単語は忘れないらしく、正しい場面で、時には応用も効かせて使ってくるのも、すごく頭が良い証左である。


 マレーシアロケはそんなメンバーで構成された、楽しい楽しいキャラバンである。
 食事やお茶の時は、国の話やお互いの事を話題にして、驚いたり感心したりと会話も途切れない賑やかだ。

 マレーシア取材もいよいよ折り返し。
 この楽しくも素晴らしいメンバーで、マレーシア・クアラルンプールの魅力をしっかりとお伝え出来ればと思う。

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−>>2011/10/21/(Fri) ラジャ・ブックル。

 昨日は早朝にホテルを出発して、KLから車で5時間程掛かる高原リゾートへ。
 海抜1800mにあるマレーシア屈指の避暑地である。

 マレーシアの王室でも親しまれている、ボー・ティーというアッサム種の高級紅茶がその地では栽培されており、そうしたお茶を中心に取材した。


 たっぷりと夕方まで撮影し、そこからまた5時間掛けてKLに戻って来たら、既に夜の23時。
 流石に朝も早かった為、そのまま就寝した。


 今日は、出演者ありのロケ最終日。
 午前中は、我々が宿泊しているホテルの取材である。
 撮影したのはスイートルームだが、私が宿泊している部屋の事を話せば、初日に自室に入って感心したのがワークデスクに備えられた「端子盤」である。


 LANは勿論、アナログRGB入力やAV入力、さらにHDMI入力やUSB給電端子までついているのには驚いた。
 入力した信号は室内の大型液晶テレビに映し出される他、
枕元にはヘッドフォンアウトや音声アウト盤が用意されており、此方からも音が出る様だ。
 LANにしても、この有線端子だけでなく、ホテル中でWiFiが飛んでおり、使用料も無料である。
 上海の時は4つ星ホテルで、1934年創業の歴史ある良いホテルだったのだが、ネット環境は良くなかった。
 ロビーには無料の無線LANが飛んでいるのだが、速度が遅く、宿泊期間後半はルーターが不調だったのかネットワークそのものに繋がれない状態。
 部屋の有線LANは、一日100元か一分1元か…の選択式で、ネット接続にお金を使いたくなかったが結局一分1元を利用して、トータルで26分26元を使った。
 そんな上海のホテルであったので、ここKLのホテルのネット環境は天国である。
 回線速度も十分に速く、動画のDLもサクサクである。

 今日のロケの締めくくりは、ペトロナス・ツイン・タワーのライトアップを撮影。
 夕方から降り始めた雨が止まず、雨中での撮影になったが、それが寧ろ幻想的な雰囲気を作り出したと思う。


 さて、明日はいよいよロケ最終日。
 クアラルンプールに街中での風景撮影を中心に最後の収録を進めて行く。

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−>>2011/10/24/(Mon) どないしょ。

 昨日、無事に帰国致しました。

 今回のロケは、大きなトラブルも無く、また現地のスタッフやキャストさんに恵まれて、本当に順調で楽しいロケでした。

* * *

 
 さて、クアラルンプールからの飛行機で関西国際空港に到着したのは朝の7時過ぎ。
 そこから、Immigration → Baggage Claim → Custom Office での Carnet手続きを経て、空港を出たのが8時頃。
 40分ほど掛けて大阪市内に帰り着き、会社で機材をバラして、帰宅したのがお昼前であった。

 つまり、帰国したその日は午後からはまるまるオフ。
 さて何をしようか……と。
 ちなみに、翌日もお仕事。クアラルンプール滞在中に会社から電話で「帰国してショックを受けないように予め伝えておくわ。月曜日も仕事になったから」と、現地でショックを受けた。何やらご指名で、バラエティ番組のロケが入ったとの事だった。
 まぁ、13連勤が14連勤になったところで、何が問題か。

 とにかくも、翌日が休みでは無いので帰国したこの日の午後を有効活用しない手は無い。

 まずは、私が海外ロケ留守中に届いていた宅配荷物を片っ端から開封していく。
 行く直前に発注を掛けた商品や予約していた10月発売のアニメBlu-rayやらゲームが、大量に届いていた。 
 宅配荷物を開封して、その段ボールや緩衝材を処理した後、劇場版アニメのBlu-ray を2時間半ほど観る。この日は嫁が東京遠征中だったので、窓を閉めカーテンを引いて部屋を暗くし、AVアンプの音量を最大視聴音レベルまで上げて、映画鑑賞に没頭した。
 
 映画鑑賞後は、ちょっと近所のホームセンターにお出かけ。
 木材やらネジを購入して帰宅。簡単工作モードに入る。
 作ったのは、脚の短いテーブル。
 これは、留守中に発売された“Ace Combat Assault Horizon”(Xbox 360版)を快適にプレイするための工夫だ。
 ※参照:(Amazon.co.jp)エースコンバット アサルト・ホライゾン



 このテーブルに、以前から使っているジョイスティック “フライトスティックEX ブラック” を乗せ、さらにプレーヤである私はリビングのソファーに腰を下ろす。
 これで、音響的にも映像的にも最適なポジションでゲームをする事が出来る。
 テーブルの短い脚によって、私の太ももの少し上にテーブル天板が来るようになっており、ジョイスティックを可能な限り低い位置で操作できるようにしている。
 脚には、床傷防止用のカバーとさらに滑り止めフェルトを貼ってあり、ソファーの合皮を痛めないように、またテーブルが滑らないようにしてある。
 早速プレーしてみたが、快適な操作性と満足のいく音響で、ゲームへの没頭感は素晴らしい。


<このように、直接ソファーに乗せて使う。>



 そうして、夜。
 22時半頃になって会社のH先輩が来宅される。
 私の海外ロケ中、H先輩に機材を貸し出しており、私の帰国日の夜に返却予定であったのだ。
 撮影は先輩の担当、機材の貸出と編集は私が引き受けることになり、返却機材のチェックを兼ねて、簡単にラッシュチェックをした。


 H先輩の娘さんの発表会撮影で、日頃使わない半民生の機材で 「慣れんことすると、難しいな」 と珍しく弱音を吐いておられたことが印象的だった。
 24時頃までラッシュを観て、今後の編集方針を何となく決めた。


 最後に……。
 海外ロケ先のホテルでバッテリーを使い果たしたノートパソコンの“KANATO”を充電しようとして、ディスプレイを開いたら、液晶画面が割れて液漏れを起こしていた。
 クアラルンプールを出るまでは問題なかったので、恐らくは空輸中か。

 ―――どないしよ…。


 なお、明日火曜日は、一日だけだがお休みである。



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