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~ 創想雑誌 ~
->>2011/11/08/(Tue) EDIUS for Mac。
-
昨日まで、タイにロケへ行っていました。
洪水の影響が懸念されましたが、我々がロケを行った街はバンコクから車で2時間ほど離れており、洪水の影響は全くと言って良いほどなく、観光客で非常に賑わっていました。
今回のロケは5日間ほどの旅程で、いつもレギュラーで行かせてもらっている例の番組とは違う番組です。
ちなみに、例の番組の「上海篇」は先日5日(土)に無事オンエアされました。
タイロケの最中でしたので、私は帰国してから録画した番組をチェックしました。
なお、もう一つの「マレーシア篇」は11月19日にオンエア予定です。お楽しみに。
さて、タイから帰国した私を、とある“お楽しみ”が待っておりました。
Apple MacBook Pro !!
漸く、私も Mac に手を出しました。
購入の切っ掛けは、先日「創想雑誌」に記した ノートPC“KANATO”の破損。
破損の以前から、ノートPCの更新は考えており、またその中の選択肢として、MacBook というのもありましたが、今回決めてとなったのは、とあるニュース。
『「MacBook Pro」を値下げ-CPUおよびGPU強化』と、渡りに船とも言えるニュースが飛び込んで来まして、即日 Apple Store に発注を掛けました。
※http://ascii.jp/elem/000/000/645/645000/
Apple Store でカスタマイズ構成で 15.4インチ MacBook Pro を選択。
慣例に倣って記すなら“MacBook Pro Late 2011 '15 inch”という所でしょうか。
カスタマイズで注文した構成は以下の通り。
---------------------------------------
CPU:2.4GHz Quad-core Intel Core i7
Memory:8GB 1333MHz DDR3 SDRAM - 2x4GB
Storage:256GB Solid State Drive
Graphic:AMD Radeon HD 6770M 1GB GDDR5
ODD:8x Double-Layer SuperDrive
Display:MBP 15" HR Glossy WS Display(1680x1050)
I/O:Thunderbolt x1/FireWire800 x1/Display Port x1/Gigabit Ethernet x1/USB 2.0 x2
SDXC x1/IEEE 802.11a/b/g/n/Bluetooth 2.1 + EDR 他
---------------------------------------
特に、メモリの増量、SSDの選択、ディスプレイの高解像度化は、必須項目であり、また当然 BootCamp による Windows 7 の導入と、EDIUS 6 の実行環境を念頭に置いて購入を決定しました。
そのため、Apple Store への発注と並行して、Windows 7 Professional 64bit 版を始めとした各種商品の発注を方々の店に行い、MacBook Pro が届くその日から遊び倒す体制を着々と整えて行きました。
残念ながら、タイ取材出発までに注文した MacBook Pro は届かなかったために、帰国後のお楽しみとしてお預け。
出国前から Mac についての予習も存分に行い、MacBook Proとの邂逅を待ちわびました。
帰国後は早速、MacBook Pro で遊び倒し体制です。
まずは普通に MacBook Pro を起動して、初期設定。
Apple ID などは、既に iPadユーザのために取得しており、その後の初期作業で iCloudなどとスムーズに連携出来たのは感動でした。
操作に関しても特に迷う事も無く、Mac の使いやすさを実感しました。
そして、記念すべき Macアプリの初使用!!
最初に使用したアプリは―――「ターミナル」………。
「ターミナル」は、Windows で言うところの「コマンドプロンプト」。
コマンドラインを打ち込んで命令を実行させるアレです。
何故、記念すべき第一号操作アプリが「ターミナル」になったかと言うと、まぁまぁ私らしい理由。
これから沢山の記事を書くにあたって、スクリーンショットの撮影は重要な作業になります。
Mac OS X でも当然スクリーンショット機能は標準で備わっており、[command]キー+[shift]キー+[3]でスクリーンショットを撮ることが出来ます。
しかしながら、撮れたスクリーンショット画像は自動的にデスクトップ上に保存されてしまうのです。
これでは、今後大量に増えていくスクリーンショット画像でデスクトップは埋め尽くされてしまいます。
そこで「ターミナル」から、スクリーンショットの保存場所を変更させます。
ターミナルにコマンドラインとして
defaults write com.apple.screencapture location ~/Pictures
と打ち込み、デフォルトの保存場所を「ピクチャ」に変更させます。
さらに
killall SystemUIServer
でSystemUIServerを再起動させ、保存場所の変更は完了。
後は気兼ねなく、スクリーンショットを撮って、後のレポートの素材としていきます。
その後の、Windows 7 や EDIUS 6 の導入記は、『EDIUS @ Mac』にて執筆中です。
※http://next-zero.com/Lib/EDIUSatMAC/
BootCamp を利用して構築した Windows 7 環境での EDIUS 6 の動作は、ネイティブ Windows環境と差異を感じること無く、快適。
Windows7 を立ち上げている限りは、MacBook Pro は完全にWindowsマシンとして取り扱うことが出来そうです。
また今回の MacBook Pro 導入は、海外出張などで家を空けることが多い私が、宿泊先のホテルなどで編集を行える環境を得るため。
しかし、日頃 3,840 x 1,200 pix という解像度で EDIUS 6 を扱っている身としては、15.4インチの 1,680x1,050 pix というデスクトップ環境は狭すぎます。
せめて BINウィンドウやパラメータウィンドウ系はサブモニタに退避させたい。
何とか、サブディスプレイを構成できないか……と考えて、辿り着いたのが iPad をセカンダリディスプレイとして扱う方法でした。
こちらも、『EDIUS @ Mac(http://next-zero.com/Lib/EDIUSatMAC/)』に詳しいですが、1,680 x 1,050 + 768 x 1,024 というデスクトップ領域の確保で、非常に快適に EDIUS 6 を取り扱えそうです。
奇しくも、私が MacBook Pro の到着を待ちわびていた 10月26日に、地方紙である神戸新聞に興味深い記事が掲載されました。
※情報提供:Yuta_Agさん
https://twitter.com/#!/silence_suzuka/status/131349189048287232
記事は、GrassValley(旧canopus)の神戸市中心部への本社移転と、映像編集ソフト開発の強化に関して。
そのソフト開発強化のくだりには、“映像編集ソフトは(中略)国内シェア約7割。「ウィンドウズ」対応だが、「マック」などの対応ソフトを12年度にも完成させる予定”と書かれています。
これは、恐らく EDIUS 7 が Mac にも対応するハイブリットアプリになる可能性を示唆しています。
つまり“EDIUS for Mac”です。
本家の Final Cut Pro X は大コケし、一方で Adobe製品は根強く展開するなど、Macプラットフォームにおけるノンリニア編集ソフトの市場は不透明な事態です。
それは則ち出来上がりきった市場では無いということですし、GrassValley としては、今こそ Macプラットフォームに対する道場破りを仕掛けようということなのでしょう。
今回の私の MacBook Pro 購入のタイミングは、仕組まれたかのような絶妙な時期だったようで、今後の「Macがある生活」に期待せざるを得ません。
なお、私は飽くまでも Windows主体のユーザなので、決してApple信者として改宗する訳では無いので悪しからず。少なくとも現時点では……ね。
->>2011/11/10/(Thu) そうだ、編集をしよう。
- 先日、H先輩が持ち込まれたダンス発表会の編集をボチボチと始める。
ラッシュを先輩と見たときにも既に自身で指摘されていたのだが、発表会の最初の頃だけ、引きカメであるBカメに、先輩が振るAカメのマイクが見切れている……。
Bカメの下手にAカメを置いていたために、Aカメが上手を撮りにパンすると見切れるのである……。
それに現場で早々に気がついて、本番中にAカメの位置を少し移動させることにより以降は見切れなくなったのだが、基本的すぎるミスだけに渋い顔しか返せない…。
他にもちょっと色々………。
後日、H先輩来宅のもと編集作業を続ける予定だが、10年も先輩のカメラマンに申し訳ないが、たぶん……いや間違いなく私の小言が続くだろう。
ちなみに、この先輩。
誤解無きように補足しておくと、在阪各局でも有名な超絶巧いテレビカメラマンである。
はっきり言って、私など仕事では足下にも及ばない。
今回は仕事というわけでも無いし、機材も私の S270J や NX5 を貸し出し。また、日頃仕事では扱わない記録物のマルチカメラなので、いろいろと勝手も違ったのだろうと思う。
とりあえず、次回来宅されたら 「 これはヒドイ 」 と言う予定である。
* * *
私とは別に、いつもの後輩I君が友人の結婚式を編集している。
彼が自分で撮影してきたものだが、今回、私の方の撮影機材は出払っていたので、急遽Wing君から Z1J を貸してもらい、それを I君に使ってもらった。勿論、Wing君には又貸しする旨、了解を貰っている。
I君は、私が先日導入した MacBook Pro with EDIUS で編集だ。
EDIUSの扱いについては、旧居の時代から我が家で散々教え込んだので、私が特に手を差し伸べるまでもなく、勝手に編集している。
iPad を使ったデュアルモニタ環境は、非常に使いやすいと好評であった。
I君はこの1年ぐらい、だんだんとカメラの仕事をするようになってきた。
まだまだ ENGアシスタントという立場だが、Z5Jなどのデジ取材の他にも ENGカメラを担当したり、スタジオカメラをやるなど次期カメラマン候補の一人として頑張っている。
今回の編集では、仕事でカメラを振り始めた目線から、自分の撮ってきた素材をじっくりと見つめることが出来る良い機会である。
間の取り方やワークの速度、画角、被写体の選択などなど、改めて見てみると課題は山積だろう。
ラッシュを見て自分の素材を見直すのも良いが、実際にタイムラインに組み込んだ際にどのような味を出すかは編集をしてみて初めて気がつく事もある。
そういう点で、自分で編集するというのは、非常に良いことだと思うので、今後も積極的に編集に手を付けて欲しいと思う。
* * *
ところで、EDIUS + Windows7 @ MacBook Pro でちょっとおかしなトラブルが起こっている。
通常、ノートPCなどでも、イヤフォンをイヤフォンジャックに刺すとスピーカーから出ていた音が消えて、イヤフォンから聞こえるようになる。
しかし、EDIUS 利用時に限って、イヤフォンを刺してもスピーカーから音が出続け……しかもイヤフォンからの音が出ないのである……。
音楽再生ソフトなどで音楽を流して、同じようにイヤフォンを刺してみたが、こちらでは問題なくスピーカーの音は消えてイヤフォンからのみ音が出る。
いろいろ試してみると、EDIUS を立ち上げる前からイヤフォンを刺している場合のみ、イヤフォンから音が出るようだ。
その場合でも途中でイヤフォンを抜き差しするとイヤフォンから音が出なくなる。それどころかスピーカーからも音が出ない…。
EDIUS以外のソフトでは正常な切替が出来ているようなので……EDIUSサイドの問題か…?
何か手がかりをお持ちの方はご一報を!!
->>2011/11/16/(Wed) InterBEE その1。
-
今年も Inter BEE へやってまいりました。
3年連続?
今年も、会社に交通費を出していただいて………自分の好きなもの見ています。
とにかく、広くて出展ブース数も多くて、やっぱり一日ではどうしようもないですね。
■SONY:
SONY機材で一番気になったのが、中継用カメラの HDC-2500。
従来の HDC-1500シリーズの後継機種になるのだが、HDC-2500 からは標準装備で 3Gbpsでの光ファイバー伝送が可能になり、1080 60p の送出が可能になる。
また従来の 1080i出力であれば、1本の光電複合ケーブルを用いて2系統の 1080i伝送が可能で、新設された HDトランクを用いて出先に配置したサブカメラの HD-SDI出力を HDC-2500 に入力して中継車車や中継センターに伝送できるようになっている。
さらにプロンプタも HD化。こちらは、3G伝送とは別系統の回線となるため、1080 60p撮影のセッティングのまま可能とのこと。
3G伝送の帯域を用いて、2倍スローモーションも実現。
汎用カメラでの美しいスローが可能になる。
筐体には、航空機などで使用されているカーボン・グラファイトを採用。
筐体側面の強度を従来の40倍に高めるなどしている。
実際には、実用面よりも次世代への訴求を意図したデザインだそうで、本来なら質実堅剛な雰囲気のする放送用カメラが少しお洒落に見える。
型番からもわかるように、HDC-2500 の CCD は IT型。
現在、FIT型CCDを採用するカメラ(HDC-2600?)の開発も検討されているようだが、1080 60p 出力可能な FIT CCD が存在しないなど、HDC-2000シリーズの特徴である 3G伝送を満たさないために、登場は微妙なところか……?
来年度の第一四半期にはスタンダードカメラタイプも発表される(HDC-2000?)ようで、SONYの中継用マルチフォーマットポータブルカメラも新シリーズがいよいよ本格スタートする。
■Grass Valley:
EDIUS 6 の展示のみ見たのだが、いくつか提案と質問を行ってきた。
提案としては、ショートカットキーの更なる柔軟な割り当て。
たとえば、ウィンドウレイアウトを EDIUS は複数登録可能であるが、これをショートカット一発で適用できるようにしてほしいというもの。
特に最近の私の EDIUS の使い方が、デスクトップとノートPCを行き来するようになり、その中でも ノートPC利用時に EDIUS のウィンドウレイアウトを ノートPCでのシングルモニタ利用と、iPad を併用したデュアルディスプレイ仕様を度々入れ替えるために、そういった際にショートカットキー一発でレイアウト変更が出れば楽なのである。
また、ノートPCでのマルチカメラモード利用時に、カメラスイッチングがキーボードのテンキーでしか行えないことが不満で、私の MacBook Pro 15インチではテンコーがないため、キーボードを使ったスイッチングができない。そのため、ショートカットカスタマイズでテンキー以外のキーでもスイッチング可能にしてほしい。
さらに STORM MOBILE に関して。
以前に当サイトでも取り扱ったが、ソースモニタからプログラムモニタ、もしくはシーケンスの切り替え時に HDMI出力が一旦ブラックアウトして再出力に時間がかかる問題。
担当者は当然「HDMIの仕様が絡んでいる」とおっしゃったが、それは私も理解できているので、その裏を掻く、EDIUS内の設計を模索してほしいと伝えた。
最後に、EDIUS for Mac の可能性について聞いたが、現時点で広報できるだけの物は持ち合わせていないとのこと。
実際に開発に着手しているのか、発売時期は? などなど一切コメントできないとのことだった。
また、ブースの一角では小さくデモがされていたが、EDIUS 7 での 3D対応へ向けての開発は進んでいるようだ。
現時点で展示可能な範囲でのデモが行われていた。
今後の方向性としては、3Dのほか、K2サーバとのよりいっそうの連携など、キャプチャ、編集、送出までを EDIUS を中核として、よりシームレスに且つ密接に行えるような仕様を目指すようだ。
なお、EDIUS 6 発売時に問題となった Broadcast版……もしくは USA版問題。
次期 EDIUS 発売の形態に関しても、社内を2分する対立となっているようで、どういった形・ラインナップで EDIUS 7 がリリースされるかはまだ不透明だそうだ。
ただ「すべてのお客様に納得いただける形でお届けしたい」とのことだった。
※追加情報有り:http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20111116C#20111116C
■Canon:
Canon の CINEMA EOS “EOS C300”は、今年の Inter BEE で注目を集めている製品の一つだろう。
10台前後の EOS C300 のブース周りは人だかりで、私もしばらく並んでからの C300 との対面となった。
筐体の雰囲気は、一眼レフカメラとムービーカメラがうまく融合したような、不思議な機能性デザイン。
モニタユニットやハンドルユニットは脱着可能で、運用スタイルに応じて自由にモニタユニットをセッティングできるため、満々オペレートからフォーカスマンを従えたオペレーションまで柔軟に対応できそうだ。
液晶モニタそのものも 4.0インチ 123万画素で視認性は高く、さまざまな角度に超背可能。
ムービー部分の仕様は、Canon の XFシリーズの機能を引き継いでおり、フォーカスアシスト系の機能に魅力を感じた。
録画フォーマットは、MPEG2 Long GOP の 50Mbps CBR 4:2:2 1080/60i/30p/24p 他となっている。音声は、リニア PCM 16bit 48kHz 2ch。
とにかく、EOS C300 はその存在自体に不思議な魅力を感じる。
このカメラがあれば、何かすごい事ができるんじゃないか?という気にさえさせる。
発売は、2012年1月~3月。
本体価格は150万円前後とのこと。
->>2011/11/16/(Wed) InterBEE その2。
- ■ATOMOS:
ATOMOS SAMURAI の発売延期が続いていたが、漸く来週から出荷が開始されるという。
なぜ、発売出荷が延期に次ぐ延期となってしまったのか尋ねたところ、SAMURAIの動作やシステム自体は完成していて問題なかったのだが、外周部分……たとえば、mini BNCケーブルの強度や、ストレージスロットの蓋などに課題が見つかり、その箇所の改善に手間取ったようだ。
InterBEE 2011 の会場で初めて SAMURAI の稼働モデルを触ることができたのだが、タッチスクリーンによる GUIの切り替わりや操作は非常に滑らかで、ストレスを感じることがなかった。
iPhone かそれ以上のサクサク動作を実現していた。
ただ、録画モードから再生モードへの切り替わり時のみ、システムがリセットされるため、一瞬ブラックアウトして再起動する。
しかし、リセットから再起動も3秒ぐらいしか掛からないため、それほどのストレスになならないだろう。
もちろん、リセットなしのシームレスなシステムになっていれば、なお良かったと思うが。
あと、SDI 接続における RECトリガーや TC連動での自動録画機能は実装済みとのこと。
そのあたりの機能が、NINJA よりも SAMURAI がコストアップされている理由だということだ。
また、D-tap による 12V電源供給について聞いてみたが、ATOMOSが純正オプションとして発売する予定はないらしい。
ユーザやサードパーティによる対応を期待するとの事だった。
また、HD-SDI/HDMI コンバータの CONNECT は、今年中に発売予定。
19インチラックマウントに8連装できるユニットも開発中とのことで、小型な CONNECT であるからこそ出来るシステムの組み方を積極的に提案していくようだ。
■Fast Forward Video:
全体的に丸みを帯びた筐体が特徴的な ProResレコーダの“SideKicK HD”。
特徴としては、HD-SDI ←→ HDMI の相互コンバートが本体のみで可能。
ファイルシステムに、FAT32を採用しながら、2GBごとにファイルを閉じる記録方式で録画ファイルのロストリスクを低減している。
本体キットには、128GB の SSD が標準付属しており、メーカ検証されたメディアが使えるという安心感がある。
現在は、Apple ProRes 422 系コーデックのみの対応だが、年内に Avid 対応の DNxHD コーデック、来年には Panasonic の AVC Intra コーデックにも対応するということで、ユーザの裾野を広げようとしている。
これは、他社のソリッドレコーダも追随する動きになるだろう。
UI系はボタンとダイアルを使う操作系のため少し古さも感じるが、操作性は悪くない。
画面表示の切り替わりは少しもっさりとしており、先に ATOMOS SAMURAI のサクサク感を見ていると、物足りない。
しかし、録画モードから再生モードはシームレスな切り替わりが行われるなど、全体的な動作リズムは快調だ。
■SOUND DEVICES:
ポータブルオーディオミキサーで有名な SOUND DEVICES が開発したソリッドレコーダが“PIX240”だ。
特徴は、米軍用といっても差し支えがないような質実剛健なカーボンファイバーの筐体。
録画・再生・頭出しなどに必要な大きなボタンと、メニューや画面表示の切り替えを行う小さなボタン。そして側面にはコントロールノブを備え、シンプルながらプロフェッショナルな使用感を与えてくれる。
HD-SDI/HDMI 両入力に対応しており、同時出力も可能。
SSD を直接本体に差し込むのではなく、一旦専用の“PIX CADDY”にマウントして本体に差し込むことで、PIX CADDYのコネクタ経由で本体とも電気的に接続される。
PIX CADDY には FireWire 800 と USB 3.0 コネクタが備わっており、PCやMac との接続も容易だ。
PIX240本体・PC/Mac ともに接続には PIX CADDY のコネクタを利用するため、SSDそのものを脱着する必要がなく、SATAコネクタなどの消耗や故障を最小限にできるだろう。
また、SSDの他にも、CFを挿せるスロットが別に設けられており、CFへの録画も可能。(同時記録は出来ない)
ガジェットとしては魅力的な大人の香りがする PIX240 だが、本体価格は 60万円ほどで、他の同系の製品と比べても非常に高い。
国内輸入元もそれは認識しており「せめて、40万円ぐらいになれば売れるのだが……」と嘆いていた。
KiPro シリーズが、ProResコーデックによるソリッドレコーディングの代名詞だった時代は終わり、様々なメーカがこの分野へのアプローチを開始している。
既存のテープ録画タイプのカムコーダ資産を生かしつつ、来るべきファイルベース・ワークフローに即応できるシステムが、現在各社が提案しているソリッドレコーディングアイテムだろう。
SSDを活用した高速・大容量や、HD-SDI と HDMI の両入力のサポート、さらには ProResコーデックのみならず、各種ノンリニアコーデックの追加……と、それぞれの製品がしのぎを削っている。
現在とそして将来的な、自己の収録環境やノンリニア編集環境を考慮して、最適なソリッドレコードシステムを模索できる時代がやってきた。
->>2011/11/16/(Wed) InterBEE -- EDIUS 続報。
- 次期 EDIUS が 3D対応するのは確実のようだが、現時点でどういった仕様になるのか、デモ版を元に探ってみた。
Inter BEE 2011 の Grass Valley ブースには、現在開発途中の 3D編集モードでデモ可能な範囲の機能を実装した“EDIUS 6”が稼働している。
が、バージョン情報を確認したところ「ver.7.00」の表示が確認できた。
GUIを含めて現在のデモバージョンが、最終的な EDIUS 7 の風体ではないと思うが、開発上のバージョンが既に 6.00台から 7.00 へ入っているということは、過去のEDIUSで見られた大規模機能アップのマイナーアップデートに 3D機能が含まれる可能性は小さく、やはり 3D対応は メジャーアップデートを待つこととなりそうだ。
メニュー項目にも 3D関連の項目が増え、現在ある「マルチカムモード」のような「立体視編集」モードが備わるようだ。
立体視編集モードも、編集ディスプレイ環境に応じて様々な 3D素材の表示方法を選択でき、LチャンネルのみRチャンネルのみといった、非3D環境での編集を想定したモードや“アナグリフ”や“サイドバイサイド”などの 3Dモニタ環境であれば実際に立体視しながらの編集が可能になるモードを備える。
NVIDIA の 3D VISION との連携で 3D視聴のソリューションを提供するような方向性が見られた。
また、当然 STORM MOBILE での 3D出力も可能になるだろう。
3D素材は、AVCHD 2.0 に対応した素材はもちろん、それ以外の収録方法で持ち込まれる 3D素材にも柔軟に対応していくものと思われる。
あらゆる撮影素材に、いち早く対応してきた EDIUS シリーズだったが、こと3Dに至っては、少々出遅れた感がある。
EDIUS 7 での、その巻き返しに期待したい。
※さらに追記:
今後の EDIUS のありかたについて、経営陣サイドからもう少し詳細な情報が出て来たようだ。
まず、先にも記した EDIUS for Mac の話だが、こちらは矢張り2012年の前半には登場するらしい。
※http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20111108A#20111108A
※http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20111116A#20111116A
Max OS X 上で Windows や Linux などを作動させるPCエミュレータの“Sun xVM VirtualBox”を使って Mac OS X 上での EDIUS の動作を検証中とのことで「ほぼ大丈夫」だという。
さらには当然、 Mac ネイティブで動く EDIUS も開発を進めており EDIUS for Mac は現実のものになりそうだ。
また、日本国内での EDIUS 6 通常版 と Broadcast版 の問題は、「ダウンロード販売」とオプション機能選択による「カスタマイズ EDIUS」という形で、妥協点を探るようだ。
まず、ダウンロード販売に関しては、ご存じのように既に EDIUS Neo 3 が Vector によるダウンロード販売形式を開始している。
EDIUS 6 も来年からのダウンロード販売を検討していると言うことで、またそうなると当然 USBドングルが必要の無いライセンス認証方式を取ることになる。
ダウンロード販売と並んで、恐らく EDIUS 7 以降は、ユーザが必要な高度機能をオプションとして選択して、それを個別に購入することで「通常版」「Broadcast版」というラインナップを消滅させようという事らしい。
コーデックオプションやプロキシ編集、持ち出し編集などそれぞれの高度機能にどれぐらいの価格設定が為されるのかは気になるところである。
だんだんと EDIUS 7 の輪郭が、InterBEE 2011 を境に、見え始めてきたのではないだろうか?
情報ソース:http://www.genkosha.com/vs/cat752/entry/interbee.html
->>2011/11/22/(Tue) Blu-rayのヒ。
- 人にはそれぞれ、己の人生に影響を与えた出来事や作品が存在する事も希有ではない。
社会的な事件だったり、個人的な出会いだったり、心を動かされるような詩歌だったり、慟哭すら憶える劇作だったり……と。
私の場合、自分の人生に間違いなく最初の衝戟を与えたのはアニメ『ふしぎの海のナディア』であった。
1990年……当時私は小学5年生だったが、NHK総合テレビで金曜日の夜7:30から毎週放送されたこのアニメ作品との出会いが、その後の私の人生や趣向の連鎖的な顛末の端緒であったとは疑いが無い。
いや、今現在も進行形である。
人間という種の社会的存在や生物学的な在り方、あるいは個としての人間の愛おしさを感じ考える切っ掛けになったし、科学的好奇心と学術的な思考へと趣味的に模索する日々の始まりでもあった。
上述のような胡乱げな表現を捨て置いて、ズバリと分かりやすく現在の私に影響しているのは『アニメオタク』という属性に他ならず、これも間違いなくこの作品『ふしぎの海のナディア』の置き土産である。
このように私の人生に於いて欠くべかざる作品である「ふしぎの海のナディア」のBlu-ray BOX が本日発売され、手元に届いた。
TV放映からおよそ20年後のことである。
Blu-ray版は、オリジナル35mmネガからのHDテレシネ(1920x1080)の23.976PsFでリマスタリングされており、TV版全話39話+映像特典の 1,117分 にも及ぶ映像を MPEG4-AVC リニアPCM にて 7枚の 50GB 2層 Blu-ray に記録している。(※収録内容の一部は上記仕様に限らず)
今から 10年前の2001年には「ふしぎの海のナディア DVD-BOX」が発売されており、こちらも当然発売当時に初回特典付きで購入していた。
DVD-BOX 版は、さらに10年前の 1991年の LD-BOX 版で完成されたビデオマスター(NTCS)をオリジナルとしており、その LD-BOX自体は 35mmフィルム原版をネガテレシネ(SD)したものであった。
<奥:Blu-ray-BOX/手前:DVD-BOX>
今回の Blu-ray版は、先述の通り、SD版からのアップコンでは無く、35mmネガからHDテレシネを掛けているために、DVD/LD版とは根本的に違ったクオリティーとなっている。
一部のリテイクパートは、原版が行方不明のため DVD用マスター素材をアップコンして I/P変換。さらに、ビデオ上でフェードタイミングを合わせて色補正をするなどして、可能な限り原版のクオリティーに近づける処理を行っている。
また、画角も従来のテレフレよりも広めに画角を取り、今まで見えていなかった外縁の部分ギリギリまでもが収録されているのは嬉しい。
35mmネガからの HDテレシネの描画力は驚異的だ。
セルに描かれたトレス線の勢いや彩色の筆遣いさえ見えてくる。
当時、この作品に関わったスタッフそれぞれの仕事ぶりを生々しく感じることが出来る。
勿論、作品自体は当時のSD放送のための品質であるから、線画の掠れや彩色の漏れ、セルの浮きや、撮影時のゴミなどのアラもしっかりと見えてしまう。
HDテレシネの善し悪しはあるものの、限りなく原版を再現しているこの Blu-ray 版“ふしぎの海のナディア”は、紛れもなく真の“ふしぎの海のナディア”を表現している。
作品の奥深さや楽しさを味わう一方で、当時のアニメーター達の息遣いや、テレビアニメーションとしての未成熟な技術力を評価するのも大人な楽しみ方である。
1,117分ものボリュームである。
ゆっくりと、存分に Blu-ray版“ふしぎの海のナディア”の魅力を堪能したい。
さて、今年は Blu-ray強化年間となった。
とりあえずも昨年末あたりから急激に我が家の Blu-rayソフトが増えたのだ。
今年は特に、魅力的な Blu-ray BOX ソフトの発売が続いたために、枚数計算でカウントすると前年比の数十倍の増加となっている。
この夏の発売でお勧めしたいのが、『ノエイン もうひとりの君』と『巌窟王』で、いずれの作品も以前に創想雑誌でご紹介したことがあるだろう。
※http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20060828A#20060828A
※http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20051216A#20051216A
また、今年の名作としては『STEINS;GATE』と『 TIGER&BUNNY 』だ。
STEINS;GATE に関しては、これも以前に原作ゲーム版の紹介を行ったと思う。
※http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20100506A#20100506A
TIGER&BUNNYは、相方が久方ぶりにハマったアニメ作品で、私が厦門ロケをしている頃に、わざわざメールでその作品の興奮度合いを送信してきたのが印象深い。
両作品とも、現在も続巻が発売中で、STEINS;GATEは私が、TIGER&BUNNYは相方が毎月毎月購入を続けている。
このような感じで、今年は「良い」と思った作品の Blu-ray は躊躇無く購入し続けているために急激に保有ソフト数が増えたのである。
なお、2011年の最大の話題作といえば『魔法少女まどか☆マギカ』である事に異論を挟む者は居ないと思うが、私自身はこの作品の Blu-ray は購入していない。
地デジのエアチェックがあるために、最低限の視聴欲は満たせると言うこともあるが、何となく劇場版が終わるまでは自分の中の評価が落ち着かない具合なのだ。
無論、私自身この2011年の春は『魔法少女まどか☆マギカ』に馬鹿ハマりしたし、今も、週に一回は作品を見直しているぐらいの勢いだ。
PCのデスクトップの壁紙も ほむほむだし、抱●枕もほむほむを買ってしまったし、いやマジでただのオタクだよな……俺…………。
…………。
ということで、まど☆マギの Blu-ray は現時点では保留なのであり、結局何が言いたいのかと言えば、『機動戦艦ナデシコBlu-ray BOX』も俺の人生的には買っておかないといけないんじゃ無いかなぁ~という話で、『トップをねらえ! Blu-ray Box Complete Edition (初回限定生産) 』が妙に欲しくなってしまうのは、インプリンティングみたいなものなのかなぁ~~と…………とりあえず今後も Blu-ray ソフトは増え続ける予感です。
追伸:明日 11月23日(祝)15:25~、先日のタイ・パタヤ ロケのオンエアです。
残念ながら関西ローカルです。
関西の方でお時間のある方は是非ご覧下さいませ。
->>2011/11/28/(Mon) SAMURAI Views from Singapore.
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待ちに待った“ATOMOS SAMURAI”が我が家に届きました。
発売延期に次ぐ延期で、さんざん焦らされた訳ですが、なんとか年内に無事発売となって一安心です。
では早速、“SAMURAI”使用レポート開始です!!!!
………………。
…………。
……。
……と、勢いよく行きたいところだったのですが、残念ながら SAMURAI到着と入れ替わるかの様に、私は現在シンガポールに来ております...orz
関空を飛び立つ直前に、我が家に SAMURAIが配達されたと相方から連絡がありました。
上の写真は、相方が撮影してメッセンジャーで転送してくれた物です。
私は、まだ実物を手にしておりません……。
実は、金曜日には既に B&H から 関西空港の通関を済ませて出荷検査が終わっていることは UPSのトラッキングで確認できていたのですが、苛立たしいかな……UPSは通常、土日には配送業務をおこなっておりませんで、私がまだ日本にいた日曜日までに配達されることが適わなかったのです。
SAMURAIの入国とまさに入れ替わるかの様に、私の方が出国してしまっており、SAMURAIと対面できるのは、12月9日以降になります。
インターネット回線を使って“物質転送”が出来るようになるのはいつ頃なんでしょうかね……(汗
さて、今日はシンガポール入国のみ。
午前中に関空を出発して、夕方にシンガポールに到着しました。
シンガポールは2回目。
前回から丁度2年が経ちました。
※http://next-zero.com/ToppageCNT/sousou-zasshi/nicky.cgi?DT=20091212A#20091212A
今回の宿泊は、前回はまだ建設中だった「MARINA BAY SANDS HOTEL」に宿をとっております。
MARINA BAY SANDS HOTEL といえば、SMAPが出演している Softbank の CM で有名な、あの特徴的な意匠をしたホテルです。
今回は、当然ながら EDIUS @ Mac の本領発揮舞台。
Mac Book Pro 購入からそろそろ1ヶ月が経とうとしていますが、その時分には既に今回の海外ロケは決まっておりましたので、シンガポール等での編集作業実現を見越しての導入でした。
編集すると言っても、勿論このシンガポールロケを編集するわけではありません。
私の仕事は“カメラマン”であって“ディレクター”ではないので、ロケでの撮影以降は基本ノータッチです。
今回、Mac Book Pro を使って編集するのは、今年の8月に撮影~編集を頼まれた結婚式の編集です。
ようやく他の編集作業が落ち着いたので、3ヶ月経った今、やっと夏に行われた結婚式の編集に手を付けられるというわけです。
結婚したのは仕事を一緒にしていた若手のディレクターで、現在は東京でドラマの助監をしているそうで、「10月のクランクインから忙しくなりますから、ビデオの仕上がりは急いでないです」と言ってもらっていたので、この時期まで先送りして、他の納期が早い案件の編集を優先させてきていました。
今回の海外ロケも2週間近い滞在になりますから、その時間を無駄にすることも出来ないので、出張中のホテル滞在時にちょっとずつ手を付けていこうという目論見です。
ところで、今回の関西空港~シンガポールのフライトで、初めて免税品の「機内販売」というのを利用しました。
購入したのは、モバイルスピーカー。
スイス Lifetrons の“DrumBass IIIe”という商品で、USB充電式のステレオスピーカーです。
アルミ合金のスタイリッシュな筐体デザインで、Mac Book Pro との見た目のマッチングもいい感じです。
※http://www.lifetrons.ch/
肝心の音質ですが、正直なところ期待したほどでも無かったです。
小径スピーカーそのままの音で、 Mac Book Pro 本体のスピーカーよりはマシですが、大して語る事もない音ですね…。
付属のケーブルがかなり貧弱なので、そのケーブルをもう少しまともな物に変えてみると、ちょっとは改善されるかもしれないと思っています。
またエージングすれば、あと少し音の厚みを期待できそうなので、しばらくは様子を見てみようかと思っています。
値段は 129シンガポールドル。
値段相応といった感じです。
さて、明日からいよいよシンガポール・ロケ開始です。
この1~2年で大きく変化したシンガポールの魅力をお伝えできよう、撮影に励みたいと思います!
->>2011/11/29/(Tue) サクサクロケとぼちぼち編集。
- シンガポールロケ初日は、青空の下で始めることが出来ました。
現在、シンガポールは雨期のため、天候が崩れる確率が高く、スコールは常に覚悟しながらの行動となります。
青空がみえているうちに、街のロングカットなどを素早く撮影して、シンガポール雑感を稼いでおくよう努めます。
今日は、初日からタイトなスケジュールで、食べ物系の取材を3件、ショッピング系を1件こなしました。
テープもよく回り、初日で既に Mini DVテープ 4本を使用。
このロケとしてはかなりのハイペースでの消費です。
今を乗り越えれば、あとは少しロケスケにも余裕が出るようで、明日からはいつものペースに戻れそうです。
さて、ロケが終わってホテルの部屋に帰ってきたら、早速、例の結婚式ビデオの編集開始です。
流石にちょっと疲れますが、ぼちぼちと編集は進めて、帰国するまでには粗編集ぐらいは終わらせてしまいたいと思います。
->>2011/11/30/(Wed) ハレの日。
- 昨夜の編集は、3カメ分の映像の同期を EDIUS 上のタイムラインで合わせる作業までが無事に行えました。
カメラは、自分の NX5 と結婚式場出入り業者の Z5J と後輩I君から借りた XR520V。
この時の結婚式は、業者さんと連携してマルチカメラをするという初めてのパターンで、正直お互いの技量がわからないし、マルチと言っても ENGスタンドアローンでの撮影なので、編集でつきあわせてマッチングするかは未知数でした。
撮影当日は、業者さんにインカムを渡して私が指示を出しながら撮影を進めるという体制を作りましたが、結婚式の撮影は当然あちらのほうが経験豊富なので、撮り方や動きは基本的にお任せして、必要があるシーンや、編集上のカット割りが自分の中で完成しているシーンは、細かな指示を出したぐらいでした。
ざっとラッシュを見ましたが、流石にプロですから特に問題もなさそうです。いや、素人の私の方がいっぱい問題を抱えていそうな予感です……。
まだ、同期をとっただけで編集点は入れていませんので、これからが勝負です。
とりあえず、現在はシンガポール時間で25時前。
先ほどホテルに戻ってきました。
私はお酒を基本的には飲まないので、食事の席ではすぐに食べ終わってしまうのですが、他のスタッフがよくお酒を嗜まれるので、今夜もいい時間までディナータイムが続きました。
もう遅い時間ですので、今夜は編集はいたしません。
本業のシンガポールロケは順調に進行中です。
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